« 6月30日  柳亭市馬独演会 | トップページ | 7月10日  落語教育委員会 »

2009年7月 8日 (水)

7月7日  志らくのピン~古典落語編~

7月7日  志らくのピン~古典落語編~  内幸町ホール

立川らく兵   十徳
立川志らく   代脈
立川志らく   疝気の虫
立川志らく   たまや

ピンの志らく師は良いですね。
今日も、練りに練られた感じで、落語の心地よさを感じました。

立川らく兵   十徳
出で転んで受けようなんてキライ。

立川志らく   代脈
病気の話しと、落語でしか出来ない噺とのマクラから代脈へ
談志家元が志らく師を病院に紹介する言葉が
「志らくは落語界の宝だから、何かあったら困るから良く見てやってくれ」
たいした事は無かったようで、宝に出会える私たちは幸せです。
そして落語でしか出来ない噺ではなく、志らく師でなければ出来ない噺でした。

見習い医師でなく、門番を代脈に使わすいいかげんさを、
大した病でないと切り捨てる、大先生の言葉で、安心してギャグで聴けて
娘さんを診察する所を、いやらしく語るでもなく、
診察の喜びをオーシーツクツク、志らく師の一流の洒落で大笑いでした。

立川志らく   疝気の虫
プログラムを見て、兄弟弟子の談笑師は、SF大冒険活劇仕立てでしたけど、
志らく師が演じると、どんな爽やかな噺になるんだろう。
なるほどね、虫と語り合う爽やかな演出でした。
奥さんに蕎麦を食べさせ、唐辛子を飲ませるまで、一気に聴かせていただきました。

疝気の虫が弱みを語るのは気まぐれからかしら、可愛らしい虫ですね。
でも、さりげなく聞き出した弱点を攻めるなんて、チョット可哀想でした。
ふりかえって考えると、疝気の虫に水をかけると良くない、って
なんだか分らないうちに、数が増える、やっぱりSFだ。

後席の若い人が、サゲが分らなかった、元の噺は知らないけど。と
言っていましたが、バレ噺じゃない演出ですから、分らなくって良いんですね。

立川志らく   たまや
二年前、2007年7月5日イイノホールで聞いて、今回は二回目です。
久々に聴いて、あらためて名作と感じました、そして名演でした。
プログラムには、落語の匂いが薄いと思うので改善したい、と記されてますが
私の鑑賞力では、変化点はわかりませんでした。でも名演に酔ったのは事実です。
「そいつは、俺」の名セリフも、目が綺麗な人は二人しか知らない、も
志らく師の言葉が心に響きました
前世は神様に消されても、出合った二人は幸せな後半生をすごしそうな余韻が
笑いと感動と、チョッピリの涙の、配合が絶妙です、花火も配合が大切でしょう。

神様の手違いで他人の肉体で暮らす事になっても、
手違いが無ければ、おたまちゃんに出会うことも無かったでしょうから
出雲の神様も粋な事をしますね。
七夕の日に、爽やかな感動をありがとうございました。

|

« 6月30日  柳亭市馬独演会 | トップページ | 7月10日  落語教育委員会 »

「落語」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1119196/30459309

この記事へのトラックバック一覧です: 7月7日  志らくのピン~古典落語編~:

« 6月30日  柳亭市馬独演会 | トップページ | 7月10日  落語教育委員会 »