« 5月19日 柳家三三独演会 | トップページ | 5月26日 柳亭市馬独演会 »

2009年5月22日 (金)

5月21日 柳家喜多八独演会

5月21日 柳家喜多八独演会 喜多八膝栗毛 春之宵  博品館劇場

五街道弥助     親子酒
柳家喜多八     だくだく
柳家喜多八     将棋の殿様
太田その・松本優子  唄と三味線
柳家喜多八     百川

こんな落語会に行くと、落語って良いね。と満足しました。
開口一番の、弥助さんがうまい。
きれいどころが盛り上げ、そしてプロ。
喜多八師が、いきいき元気で、乗ってるね。
聴いて居るこっちも、のって聴きました。

五街道弥助     親子酒
このところ、盛り下げる開口一番が多い、と不満でしたが
今日の弥助さんは良いね、たたずまいが雲助さんに似ている。
酒を呑むときの、幸せそうな笑顔、そして親子の了見の出し方。
サゲの後に続く言葉は、お互い酒はやめられない。と大笑いですね。
落語は、二つ目だ、真打だ、と位で聴くのではなく、
噺家で聴くものだ、と再確認しました。また聴きたい弥助さんです。

柳家喜多八     だくだく
昨年末に渋谷で聴いて大笑いした噺に再会しました。
会場のちょっと大きめの音量で、虚弱体質なんて嘘っぱちの元気いっぱい。
家財道具の絵を描いてもらう男の、能天気な明るさ。
喜多八師が演じると、道具一品一品の解説が、なんて面白いんだろう。
入る泥棒の所作と表情の面白さ、壁をなぞる仕草が大受けでした。

柳家喜多八     将棋の殿様
喜多八師にかかると、爆笑噺になってしまいます。
能天気な殿様と困っているようで能天気な家来たち、
喜多八師の登場人物は、みんな能天気かと思ったら
三太夫さんの威厳はサスガです。
中入り後に、武士の言葉ではかんでしまう。と言ってましたが
殿様に意見する家来のためらいみたいで、良かったですよ。

太田その・松本優子  唄と三味線
初めて行った、喜多八師匠の独演会。
歴史があるようで、御両人が受けている裏はわからなかった。
でも、プロですね、三味線の弦が切れてもあわてず、張り直し
次の曲では、新弦で奏でていました。

柳家喜多八     百川
喜多八師で聴くと、百川がなんて面白いんだろう。
普段なら斜にかまえて、田舎者を笑いものにして、とか
田舎者が強くて、バカにされないで良かった、とか
なんか理屈をつけて、日記にも書いていましたが
今日の百川は、理屈を考える前に、面白さに降参です。
ハイテンションの師がくりだす、話芸のリズムと、明るさ。
登場の全員が能天気で、落語の観客が大笑い、
そして、登場人物も劇中で大笑い、してるんだろうな。
喜多八師も、演ってるオレも大笑い、と思っているようでした。

客席の雑音を、捻じ伏せる喜多八師に、また会いたいと思った夜でした。

|

« 5月19日 柳家三三独演会 | トップページ | 5月26日 柳亭市馬独演会 »

「落語」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1119196/29736304

この記事へのトラックバック一覧です: 5月21日 柳家喜多八独演会:

« 5月19日 柳家三三独演会 | トップページ | 5月26日 柳亭市馬独演会 »