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2009年5月13日 (水)

5月12日 立川談笑 月例独演会

5月12日 立川談笑 月例独演会  国立演芸場

立川談笑  道具屋
立川談笑  千両みかん
立川談笑  品川心中

立川談笑  道具屋
与太郎が道具屋の店を、上野に移動して
寄席から出てくる、落語がわかっていない落語客に
へんな小物を売りつける、筋立てと小物のギャグは楽しい。
火焔太鼓をならして、うるさい。と侍の苦情に受けた。

古典をパロッた噺は、たたみ込む迫力が欲しいです。

立川談笑  千両みかん
番頭が逐電するなら、みかん三房持ってじゃ無くて
買いに行く千両を持った時だろう、との疑問を投げかけながらの進行。
先人は大八車で千両箱を運び、帰りにみかんを一個。と演じてますよね。
さりげなく千両を持っては逃げられない、との伏線なんでしょう。
さあ談笑師は、どうまとめるか、期待でドキドキ。
もらった三房を紀伊国屋に引き取らせるとは思わなかった。

みかんが無い。とは言わない心意気の問屋だから
多少のキズが有っても、売った物は引き取る。との心意気でしょうか
引き取ってもらった金で、餅屋を開いたら面白いね。

この噺を、ありえない滑稽噺で演じるなら、三房持って逐電のサゲでしょうが
談笑師は、番頭の了見を、ありえない、いやありうる。と
自分も疑問に思うと疑問を呈するように語り、観客を疑問の中に引き込み
サゲの落差を楽しんでいるようですね。

旦那が番頭に、みかんを「持って来いよ」とのセリフ
家元の演じる、芝浜で商いに出る前の晩、酒を「持って来いよ」と同じだ。

立川談笑  品川心中
最後のセリフ「ありがとう左平次さん」これが言いたくて語ったのですか
3月の月例会で、店を乗っ取った左平次なら、金を出せるでしょうね。

先回の月例での、短命の最後「おれも短命だ」とおなじく
最後のセリフが、繰り返し繰り返し頭の中で鳴り響く帰途でした。

今日の談笑師は、出来に不満のようでしたが、なにか化ける予感を感じます。
理由をうまく表現出来ないのですが、大ブレーク前夜を感じます。

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