5月26日 柳亭市馬独演会
5月26日 柳亭市馬独演会 市馬落語集下巻 日本橋劇場
金明竹 柳家市也
文七元結 柳亭市馬
ごぞんじ 白山雅一
七段目 柳亭市馬
金明竹 柳家市也
道具の申し立ての声が、師匠譲りで良いですね。
文七元結 柳亭市馬
聴く機会の多い演目です、演者によって特定の登場人物に思い入れがあったり
性格描写によって、了見を強調したり、さまざまな演出を聴くのですが
市馬師の「文七元結」は、個々の登場人物を強調して描くのではなく
風景描写を背景として、登場人物を配置し演技させるようでした。
佐野鎚の場面、多くは語らずとも大物とわかるおかみさん。
50両をふところに吉原から戻る場面、吉原の明かりと吾妻橋の暗がり
了見を入れ替えようと歩く主人公、このままでは終わらない予感がありあり。
文七に50両をくれてやる前に万感の思いをこめて「さずからないのか」
ギャグで笑わせなくても、了見を演説しなくても、諦観した主人公がそこにいました。
ごぞんじ 白山雅一
高齢とは思えぬ元気のよさ、背筋を伸ばして歌う姿がかっこ良い!
演じる人は私の知らない人でしたが、充分楽しめました。
似てる似てないの物まねを超越した、白山雅一師匠の世界が有ったのです。
歌舞伎の物まねに、客席から声がかかりました。
私だって、「○○屋」と声をかけたかった。でも何てかけるか知らなかったんです。
以上は昨年の国立演芸場の時の日記です。
白山先生についての感想は、昨年のママで付け加える所は有りません。
ただ、今年は客席から、音羽屋、と声がかかりました。
私も無言で唱和しました、昨年来の雲が晴れた気がします。
いつまでも、お元気で、また聴かせてください。
七段目 柳亭市馬
芝居を見た事が無い私ですが、
登場人物が可愛くて、面白いとおもってしまいました。
落語の魅力ってなんでしょう、ギャグ満載で大笑いでしょうか、古典の新解釈で納得でしょうか
それらも魅力に違いは無いのですが、多くを語らず話芸に引き込まれるのも魅力です。
華麗な古典落語を本筋で聴くなら、30年目の節目の市馬師は第一人者でしょう。
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