12月27日 夜 三人集 よみうりホール
12月27日 夜 三人集 よみうりホール
口上 市馬 談春 三三
除夜の雪 立川談春
掛け取り2008 柳亭市馬
鼠小僧、蜆売り(上) 柳家三三
棒鱈 立川談春
鼠小僧、蜆売り(下) 柳家三三
口上 市馬 談春 三三
昼の部と、打って変わったまじめな口上。
まじめなとは、お互いを突っ込まないとの意で、内容は衝撃的。
活字にならない所で聴く、ファンの思いを言っちゃって・・・・
除夜の雪 立川談春
「赤めだか」のエピソードを読んで、聴いてみたい噺です。
思い出しました、この噺、50年くらい前に、ラジオで聴いた事があります。
関西弁で聴いたような記憶ですので、だれでしょうか・・・・・
寺で修行中の小坊主達でかわす、寺と市井の話題。
一軒の檀家の家庭内の事情と、不幸な出来事。
会話でつないで行く談春師の語りのうまさに酔いつつも、
談春師は、関東ではそれほどでもない、と地で説明してますが
関東人の私で、まして現在では、理解しがたい内容でした。
聞き手が関西人なら、私とは異なる感想を持つのでしょうか。
掛け取り2008 柳亭市馬
文句なしに面白い掛け取りでした。
芝居好きを追い返す、芝居のうまさ。並みの噺家とは修行がちがうね。
そして松岡の家元が「黄金餅やったんだって、許してないから上納金払え」だって、
25日に許可はまだだけどやるって、黄金餅をやって、今日はネタにしてる。
家元の声色も良く似ていて、25日の黄金餅の由来を知らなくても大笑いです。
物故された歌謡曲の作曲者と歌手が出てきて、やっぱり歌う市馬師
よみうりホールですから、「有楽町で会いましょう」ですね。
いちうまさんと呼ばれたり、ギャグ満載で大爆笑の掛け取りに大満足でした。
鼠小僧、蜆売り(上) 柳家三三
やっぱり今年の三三師は違う。流れるような語り口に情景が浮かんできます。
蜆売りの子供の惨めさを、しつこく語らない演出に好感が持てました。
惨めさを際立たせ泣かそうとする演出には、泣けずしらけるばかりですから。
それと、親分は、どこにでも居そうな人物で、裏社会を賞賛しないのも気に入りました。
棒鱈 立川談春
トークの時に、色々言われて「そんな事言うなら、長くやるぞ」と言ったけれど
私も続きを早く聴きたい。と、棒鱈へ、談春師の棒鱈は面白い。
田舎侍の変な歌に対抗して、都都逸の文句の粋な事。
独演会では短い噺だけでは欲求不満がつのりますが、色物の役なら納得です。
鼠小僧、蜆売り(下) 柳家三三
両隣に変な噺家がいて、変な歌ばかり歌ってる。と沸かせて後半へ。
次郎吉と度胸熊の心意気は、物語にすれば、そんなものでしょうが、
三三さんの抑えた演出で、二人とも地獄へ落ちても元気でね。と
言ってやりたい幕切れでした。
今年の落語はこれでおしまい。また来年通います。
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